こんにちは!
「木下の介護 小平」の土曜日担当リーダーのみなこです!
「音楽もダンスも、見えないものを表現しますよね。
これから、音楽を聴いて感じた、目に見えないととても大切なものを皆さんにお渡ししていきます。
受け取ったと思う気持ちを、次の人に渡してください」
音楽は、優しく美しい「ポエマ」
まずセラピスト同士でお手本を見せます。
大きいもの、可愛いもの、ふわりとしたもの、輝いているもの…身振りで表現し、手渡しすると、受け取った人はまた自分なりに表現して次に渡します。
セラピストと利用者様が交互につなぎます。
やっていくうちに、利用者様のお顔がほころび、
お部屋のあちこちから笑い声が上がりました。
いつものストレッチやステップの練習の合間の休憩時間にいれた新しい課題。
私が勉強に行ったワークショップで経験したものです。
演劇やダンスの経験のない大人には、
照れてしまってうまく行かないのではという予想を覆し、
とても盛り上がったので、取り入れてみました。
活動の終わりに、施設長さんからご感想をいただきました。
「実はYさんとKさんは仲が悪くて、
雰囲気が悪くなることが多くて、
離れて座っていただいたりしているんですよ。
あの「プレゼントを渡す」とき、あんなに和やかになって驚きました。
それに、こういう活動は、一度は理解しても
最後まで集中できなかったり
何をすることを忘れてしまうことがあるんです。
間にセラピストの方が入ることで、
みんなが集中して、最後まで楽しめるんですね
タンゴセラピーの時間は、
利用者さんのいつもと違う面を見ることができて、
僕らにもとても勉強になります」
話を活動に戻すと、
この日、タンゴセラピー体操の最後のポーズは、
利用者さんの発案で
「アィ~ン」(志村けんさん)のポーズ。
「え?」と思いましたが、
試しにちょっとやってみると、
下あごを突き出すこのポーズは
いつも使わない表情筋をつかって案外いいかも。
採用させていただきました。
(そんなこと言って、本当にやってくれるのかな?)
と思っておりましたが、
「はい、ポーズ!」でみんな「アイ~ン」
笑いに包まれて穏やかなセラピーを終えることができました。
ボランティア初参加のみかさんのご感想を紹介いたします。
「身体と身体が触れ合って
リズムを共有する事で心も繋がりがって
とても気持ちがよく
楽しい時間を過ごさせてもらえました。
大切なものを隣の人に繋いで行くアクティビティも
とても面白かったです。
最後のアイン!にほぼ全員参加でポーズを取れたのが
一体感があり嬉しかったです」
活動プログラム
・ご挨拶
・ストレッチ
・リズム運動
・ミッチーさんのりこさんご夫妻のタンゴデモ
・「大切なものをプレゼント」
・ステップ練習
・ダンスタイム
・ミッチーさんと美奈子のタンゴデモ
・タンゴセラピー体操
・ご挨拶
次回の活動は9月7日です。ご興味のある方はメッセージをお待ちしています!
施設側参加者数:12名
リーダー:みなこ
参加ボランティア
みかさん、のりこさん、みっちーさん、そのみさん、
全ての活動予定に関しては、こちらをご覧ください。
https://www.facebook.com/1409462832698360/posts/2489532704691362?s=732335257&sfns=mo
*日本タンゴセラピー協会は、リコー社会貢献クラブ「Free Will」様に応援していただいています!
http://jp.ricoh.com/csr/community/will.html#employee
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