今日はタンゴセラピーを「受ける」ベテランさん揃いの水曜日。 私の到着前の20分間、タンゴの曲で施設職員のセラピスト・伊藤さんが準備体操済み。
前回はまたこの後に座位で動いてしまい、立位の時は疲れて動けない方が数名いらっしゃいました。 そのため今回はすぐに立位からスタート。
そうしたらやはり立ってくださる方が多かった!良かったです。
2種類のステップの見本を示した後、立って椅子の背もたれにつかまりボックスステップ。両足を揃える、ということに重点をおいてみました。
座位は職員セラピストさんにお任せし、こちらは立位メインでいく、という流れがベストだなということに確信を持てました。 伊藤さん、高野さんのやる気に感謝!
参加者の皆さんの中に、3週間入院されて久々に動いたという男性がいらっしゃいました。 車椅子を使用されてますが、喜々として立ち上がり、終わって座った後も喜びのお喋りが続き、なかなか離してくれない(嬉)
その方にとって動けるということがどれ程嬉しことなのか、しみじみ感じました。
帰り際には参加者のお一人から
「これはこうした方がいいよ、これはどう?」「じゃあ次回はこうしましょう!」とアドバイスなどもいただきました。
この方はこちらの施設の「介護職員のためのタンゴセラピスト講座」開講のきっかけとなった方で、アルゼンチンにも行き、スペイン語もわかり、ダンスも大好きな男性。いつも目をかけてくださり、いつもリードしてくれます。(今日は調子が良くなくて踊れませんでした。)
「余計なこと言ってゴメン」と言われましたが、こうお礼を言って帰りました。 「現場の生の声は助かります!ありがとうございます、マエストロ!(先生)」 人生のマエストロ、マエストラがたくさんいらっしゃる場所で、毎回何かをいただいてきます。
次回は9月26日(月)です。 まだ暑いですし、小平はなかなか皆さん来にくい場所だと思いますが、ご都合が合えばぜひボランティアとして参加してみてくださいね。よろしくお願いします!
リーダー: 松永 アシスタント: 施設職員のセラピストさん(伊藤さん、高野さん) 施設側参加者: 約20名