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11/9(土) 活動報告@小平・木下の介護




アブラッソでのご挨拶は、1ヶ月ぶりのご利用者様の様子が掴める大切な時間。

「わぁ、お待ちかねお待ちかね!」

「相変わらず足は痛いんだけど、皆さんのお顔見たらできそうだわ!」

「めまいがするので立てそうにはないけど、楽しみだから座って観させてもらうね。」

有り難く嬉しいお言葉を頂きました。


今回2回目のリーダーをさせて頂きました園美です。


今回はご利用者様16名(うち車椅子の方1名、タンゴセラピー初めての方2名)、セラピスト4名、東京ハンズオンからのボランティア2名で行いました。


<活動プログラム>

* ご挨拶

* ストレッチ+リズム

* 手タンゴ

* ステップ(サイドステップとバイベン)

* デモ

* ダンスタイム

* タンゴセラピー体操

* ご挨拶


<ご利用者様のご様子>

★ 今回セラピー初めてのパーキンソン病のご利用者様がおられ、事前に施設職員から転倒に気をつけるよう言われていたので注意深く行っておりましたが、やはり音楽のキューがより良く作用するようで、勇み足も生じず、後退歩行はご本人が「あら、できた!大丈夫だわ」と驚かれるほど。終わりのご挨拶では、笑顔で「楽しかった、また宜しくね」と仰ってくださいました。


★ もうひと方初めて参加されたご利用者様(女性)は「あら、お相手はあなたなの?男の先生とは踊れないの?」と(笑) 。バイデンやサイドステップも「これでいいかしら?」と積極的に試され、男性セラピストの方々とも臆することなく楽しんでらして良かったです。


★ 車椅子の女性利用者様は、回を重ねるごとに自立に意欲的になられており、ご自身の口でカウントを取って足を動かそうとされています。実際、男性セラピストとは長い時間立ち上がって心身を委ねてらっしゃる…。ご自身の意欲とセラピストへの信頼のほどを感じました。施設職員の方々もこの点にはとても驚かされているとのこと。


★ 毎回「私はできないから」とセラピーの輪には入らず、フロアの脇で見学をされていたご利用者さん。今回初めて、立ち上がって音楽に合わせてリズムをとって下さいました。セラピスト皆さんでの根気よい(でも無理強いでない)お声掛けの賜物です。


リーダー:園美

メンバー: アキさん、美奈子さん、サハラさん、ジョーさん


<ボランティアの方々のご感想>

★ 初参加、マレーシア出身の留学生ジョーさん「初めてで最初は少し緊張しましたが、皆さん優しくて本当に楽しかった。優しい気持ちになれました。また参加したいと思います。」


★ 参加3回目のサハラさん「この施設は初めてでしたが、皆さんが出来る限りの動きで楽しんでるところが良いと思いました。」


<リーダー2回目の思うところ>

▲ 前回より落ち着いて利用者様全体を見渡して進行させたものの、プログラム内臨機応変がまだまだ…。ご利用者さんの集中力を欠かない流れや説明を心掛けたいと思いました。


▲ やはり施設職員の皆様の、セラピー開始前にご利用者様お一人お一人の心身の状態の把握と情報共有、またセラピー中もご利用者様へのお声かけと目配りは本当に有り難くまた頭が下がる思いです。


▲ 施設職員の皆さま、セラピストの先輩方やボランティアの方々にサポート頂き、安全に楽しくセラピーを行うことができました。どうも有難うございました。

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