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10/5 活動報告@木下の介護 小平




「はじめはアブラッソからして、どうしたらいいかわからなかったんですけれども、最後はとても楽しくて、僕の方もとってもいいものをいただいたと思いました」


と初ボランティアだったよし君(23歳)。


この日の活動はボランティアが初めての方が三人。


タンゴセラピーで協調されるのは、触合いと音楽=リズム。

触合いは愛情ホルモンといわれるオキシトシンの分泌を、リズムにのった運動は幸せホルモンといわれるセロトニンの分泌を促進するといわれます。


「オキシトシンもセロトニンも、利用者さんとセラピストの片方だけに出るものではなくて、両方に出るものです。きっとセラピーを勧めるうちに、皆さんにもそれを感じてもらえると思います」


とお話して活動を開始しました。


セラピーにアクセントを加えてくれたのは、5歳のTちゃん。

「恥ずかしいの~!」

と大きな声で笑いながら、キャッキャと駆け回り、皆さんの休憩時間にはバックダンサーを引き連れて「花ガッパ」のお遊戯を見せてくれました


小さなお子さんのご参加は、安全面での配慮もいるし、セラピーの進行の変更が必要になることも多いのですが、得るものもとても多いと思います。

「お子さんやお孫さんとすべての利用者さんが交流があるわけではないので、とてもいい刺戟になったと思います」

と、施設長さんからもお言葉をいただきました。


そして利用者さまにもうれしい変化が。

先月の報告にも書いた、車椅子のK子さん。今日は積極的に二回も立ち上がり、アブラッソをしながらの左右バランスに挑戦してくれました。

タンゴセラピーに参加し始めてから、お家でもタンゴのCDを買って、音楽を楽しまれているK子さん

「少しずつでも、できるようにしようと思って」

といってくださいました。

そのモチベーションを持ち続えけていただけるような楽しいセラピーを継続したいと思います。


活動プログラム


・ご挨拶

・ストレッチ

・リズム運動

・タンゴデモ(あき&みなこ)

・座ったままでのステップ練習から立ってのステップ練習

(2種類)

・歌唱(「小さな喫茶店」)

・タンゴセラピー体操

・ご挨拶


※毎月第一土曜日にセラピーを行っておりますが、次回は第二土曜日の11月9日です。ご興味のある方はメッセージをお待ちしています!

また、10月9日(水)にはアキさんによるセラピーがあります。ボランティアが集まりにくい平日です。お時間があう方、どうぞご参加ください。


施設側参加者数:14名

リーダー:美奈子

参加ボランティア

あきさん、園美さん、Aさん、みかさん、つねさん、よしさん、Tねちゃん

ハンズオン東京より、アビーさん


全ての活動予定に関しては、こちらをご覧ください。

https://www.facebook.com/1409462832698360/posts/2489532704691362?s=732335257&sfns=mo


*日本タンゴセラピー協会は、リコー社会貢献クラブ「Free Will」様に応援していただいています!

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