「みなさんハグしている時すごく嬉しそうにしてましたね。先日黎明寮の活動を見てこちらの入所者の皆さんもきっと楽しめるんじゃないかと思ってお願いしましたが、よかったです。」
施設ご担当者さま
ケニーです。
今回、初となる障がい者支援施設(☆1)での活動に久枝さんと行ってきました。今まで行ったことのない種類の施設でしたので、状況に合わせて臨機応変に行おうと思い、特に流れは決めずに活動スタート。
参加者の皆さんは、20代から80代の心身に障がいを持つ方々です。会場に到着すると、もうすでに10人くらいの方が、ワイワイガヤガヤ集まっていました。バランスボールで遊んでいる方や、漫画をとっても嬉しそうに読んで説明してくれる方、大きなヘッドホンをつけてテレビの目の前で夢中になっている方、笑顔で目を合わせられる方もいれば、下を向いてちょっとさみしそうにしている方もいました。
職員の皆さんが手伝ってくださり、約15名くらいの人数が集まったところで、活動スタート。皆さんの集中力を考え、初の活動ではありましたが、全体への挨拶の前に一人一人の方にアブラッソや握手で挨拶して回りました。
3割くらいの方は、私の声かけに合わせて一緒に動いてくださり、リズム運動や、手タンゴ、ステップ練習など一緒に行うことができました。他の方々は、どれくらい私の声や表情、身振り手振りから、コミュニケーションが取れたか、感じるのが難しかった方も多かったのですが、それでも手を握り合った時の感覚や、アブラッソした時の相手の落ち着く感覚、何かを私に伝えようとしているのが何度かわかった時にはすごく嬉しかったです。
いつもより私自身緊張があったのか、プログラムが早く進み、いくつかのプログラムを交互にやる形となりました。途中参加の方もどんどん増えて、30名ほどの参加者の方が集まりました。
職員さんも、入所者さんがペアで踊っている姿を喜ばれていてシャッターチャンスがたくさんあったようです。
最後には、いつも通りのアブラッソで皆さんにご挨拶をして、活動を終えました。
活動後、担当者の方にお話を聞きました。こうして1対1でふれあったり、歩いたり、接するアクティビティはあまりないです。対グループ、対個人のメリハリがあってとても良かったです。とご感想をいただきました。
今後、少しずつ皆さんとの距離が縮まり、今日の活動中には気がつけなかったこと、これから少しずつ気が付けたらいいなと思います。
私自身、コミュニケーションということを頭ではなく、身体で学ばせていただいたような感覚があります。来月からは、第4木曜日の10:00〜11:00の定期活動になりました。皆さんに喜んで頂けるよう、頑張ります!
活動プログラム
・ご挨拶
・リズム運動
・手タンゴ
・ステップ練習
・タンゴセラピー体操(片手を上げるポーズ)
・アブラッソタイム
・デモ
↑上記の内容を組み合わせながら対グループと対個人の時間をチェンジしながら行いました。
・ご挨拶
澄水園での活動、
次回は8月22日(木)午前中です!
他の活動との違いがあるため、参加希望者は前もってお問い合わせください。
どうぞよろしくお願いいたします!
全ての活動予定に関しては、こちらをご覧ください。
第1回
参加入所者者様 : 約30名
リーダー:ケニー
メンバー: 久枝さん
(☆1)障がい者支援施設とは、障がい者の日常生活及び社会生活を総合的に支援するための法律(障がい者総合支援法)第5条の11により「障がい者につき、施設入所支援を行うとともに、施設入所支援以外の施設障がい福祉サービスを行う施設」と規定されている施設である。具体的には、障がい者に対し、夜間から早朝にかけては「施設入所支援」を提供するとともに、昼間は「生活介護」などの「日中活動系サービス(昼間実施サービス)」を行う、社会福祉施設である。(wikipedia より抜粋)
*日本タンゴセラピー協会は、リコー社会貢献クラブ「Free Will」様に応援していただいています!
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