「いろいろあるアクティビティの中で1番利用者さんの笑顔が多いんです。きっと対グループではなく、マンツーマンで楽しめる要素が多いからでしょうか?」施設職員さん
ケニーです。
今回、5回目となる障がい者支援施設、澄水園(☆1)での活動、今回はももこさんとえみさんとの3人で行ってきました!
参加者の皆さまは重度の知的障害をお持ちの方も多く、言葉でコミュニケーションが取れる方は数人です。他の方とは表情や仕草でその方からの【言葉】を聞いてコミュニケーションしています。
初参加されたえみさんからのご感想をいただきました。
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澄水園での活動に、初めて参加しました。
言葉が出ない方も多くいらっしゃいましたが、キラキラした瞳、大きな笑顔、うずうずしている全身から、楽しさや嬉しさがキューンと伝わってきます。手を思いっきり伸ばして、触れ合いたい、踊りたい意思を示す方、元気な掛け声で盛り上げてくれる方、様々なコミュニケーションの方法や楽しみ方があることを感じました。
アブラッソタイムには、ギューっと抱きしめて小さな声で「ありがとね、ありがとね」と言ってくださる方。体に触られるのがあまり好きでなさそうな方には、ハイタッチをしてみると、これなら大丈夫!という感じで楽しんでくださいました。
一人ひとりと向き合う大切さを改めて感じる、温かい時間でした。
帰り際に施設の担当の方がおっしゃっていたことが印象に残りました。「いろんなレクをしている中で、タンゴセラピーがみなさん一番笑顔が多いんですよ」「ご自身で動くのが難しい方が多いこともあり、全体レクだとあまり楽しめないのかもしれません。タンゴセラピーでは一人ひとりが大切に思われていることが伝わるのかも。」
澄水園の皆さんにまた会いに行くのを、今から楽しみにしています。
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私自身は、おひとり、いつもとっても元気な方が今回はいらしてませんでした。職員さんに聞くと体調を崩しているとの事。毎月思いっきり向かいあって接している人に会えなかった事が、とても寂しく感じました。
都会に住んでいると、人がたくさんいて当たり前、沢山の人と道ですれ違い、同じ空間を共有して、時には電車でギュウギュウになります。それでも1日誰かに会えなかっただけでこれほど寂しい気持ちになる事はあまりないのでは?と思いました。人としっかり向かい合い、コミュニケーションすることの大切さを、自分の気持ちを持って改めて感じ、学んだ1日となりました。
活動プログラム
・ご挨拶
・簡単ペアストレッチ
・アブラッソタイム①
・寄り添いペア歩き
・ステップ練習①
・ダンスタイム①
・ステップ練習②
・ダンスタイム②
・アブラッソタイム②
・リズム運動
・タンゴセラピー体操
・アブラッソご挨拶
ご参加の皆さま、ありがとうございました!澄水園での活動、次回は12月19日(木)午前中です!
殻の中の自分を出してコミュニケーションができる活動です!平日の朝ですが、ご都合の合う方はぜひご参加いただきたいです。
どうぞよろしくお願いいたします!
第5回
参加入所者様 : 約20名
リーダー:ケニー
ボランティア:ももこさん、えみさん
全ての活動予定に関しては、こちらをご覧ください。
https://www.facebook.com/1409462832698360/posts/2598614170449881?d=n&sfns=mo
(☆1)障がい者支援施設とは、障がい者の日常生活及び社会生活を総合的に支援するための法律(障がい者総合支援法)第5条の11により「障がい者につき、施設入所支援を行うとともに、施設入所支援以外の施設障がい福祉サービスを行う施設」と規定されている施設である。具体的には、障がい者に対し、夜間から早朝にかけては「施設入所支援」を提供するとともに、昼間は「生活介護」などの「日中活動系サービス(昼間実施サービス)」を行う、社会福祉施設である。(wikipedia より抜粋)
*日本タンゴセラピー協会は、リコー社会貢献クラブ「Free Will」様に応援していただいています!
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