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9/26(木) 活動報告@澄水園(障がい者支援施設)




「今日はより一層皆の一体感を感じましたね。他のレクにほとんど参加されてたい方も積極的に参加されていて、新しい一面を見る事ができました。」

施設職員さま


ケニーです。

今回、3回目となる障がい者支援施設(☆1)での活動にモモコさんとふたりで行ってきました。参加者の皆さまは重度の知的障害をお持ちの方も多く、言葉でコミュニケーションが取れる方は数人です。他の方とは表情や仕草でその方からの【言葉】を聞いてコミュニケーションしています。


参加者の皆さまは私たちのこと覚えてくださったかな、なんて思いながら現地に到着し、玄関でしゃがんで靴を履き替えていると、トントンッ。


振り向くとそこにはジョンさん(仮名)がいらっしゃって、素敵な笑顔で迎えてくださいました。覚えてくださっている!と言うのが、表情から伝わってきました。


初めてお会いする方もいる中、人数が15名ほど集まったところで、活動スタート。最初のアブラッソでの挨拶で、言葉がなくても自分のことを覚えているだろうということが何となく伝わってきます。


こちらの皆さんは全体で行うレクは苦手で、近くで手を取り合って行うエクササイズは、集中しやすく、楽しむことができるようだったので、前回に引き続き、8割型のプログラムは【一緒につながりをもって行う】ようにしました。


3回目でお互いに慣れてきたのか、たくさんの方が積極的にご参加くださいました。そして何よりこちらの皆さんが輝いているのは、本当に皆さん自由に、素の自分を思いっきり出して楽しんでいることでした。声を大きく出してカウントする方や、嬉しすぎて飛び跳ねる方、やりたくて自分から説明中に立って来てくださる方、早く自分の方に来て欲しいからか、隣の人とやっている時にトントントントン私の背中をたたく方。


そんな皆さんと、大きな声と身体と表情で接していると、自分自身もどんどん素直になって、気がつくとみなさんととても自然に楽しむことができていました。


活動の終わり頃、今までで一番の一体感を感じたので、思い切ってみなさんの苦手な全体で行うタンゴセラピー体操を入れてみました。すると、初回の活動時には数人しか一緒に動かれなかった皆さんが半分くらいの方が一緒に行うことができました!!


その空気は、職員さんも気が付かれていたようで、何度も、「〜さんいい顔してるね〜!」と言われていました。途中で来られた入所者ご家族も、一緒に誘って踊り、心温まり、そして弾けるひと時となりました。


活動プログラム

・ご挨拶

・簡単ストレッチ

・アブラッソタイム①

・寄り添いペア歩き

・ステップ練習①

・ダンスタイム①

・ステップ練習②

・ダンスタイム②

・アブラッソタイム②

・ステップ練習③

・ダンスタイム③

・タンゴセラピー体操

・ご挨拶


モモコさん、そしてご参加の皆さま、ありがとうございました!澄水園での活動、次回は10月24日(木)午前中です!


殻の中の自分を出してコミュニケーションができる活動です!平日の朝ですが、ご都合の合う方はぜひご参加いただきたいです。


どうぞよろしくお願いいたします!


第3回

参加入所者様 : 約25名

リーダー:ケニー

メンバー: モモコさん

全ての活動予定に関しては、こちらをご覧ください。


https://www.facebook.com/1409462832698360/posts/2524472524530713?sfns=mo


(☆1)障がい者支援施設とは、障がい者の日常生活及び社会生活を総合的に支援するための法律(障がい者総合支援法)第5条の11により「障がい者につき、施設入所支援を行うとともに、施設入所支援以外の施設障がい福祉サービスを行う施設」と規定されている施設である。具体的には、障がい者に対し、夜間から早朝にかけては「施設入所支援」を提供するとともに、昼間は「生活介護」などの「日中活動系サービス(昼間実施サービス)」を行う、社会福祉施設である。(wikipedia より抜粋)


*日本タンゴセラピー協会は、リコー社会貢献クラブ「Free Will」様に応援していただいています!

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