「退院したらまたダンス始めるわ!」
患者さま
「私も浅草で踊ってたわよ。」
患者さま
ケニーです。
Studio TANGUERAより Roberto & Lam先生を迎え、3ヶ月ぶりに開催した水野記念リハビリテーション病院での活動、今回よりお隣の水野記念病院との同日での開催となりました。
本日のメンバー同士、60分のプログラムの流れを確認し、入院中の患者さまが集まるリハビリ室へ。毎回、前回から数ヶ月経っているため、ほとんどの方は退院され、初めての方とのタンゴセラピーになります。
まずはみなさんにタンゴのご紹介をし、デモンストレーションを披露、座位の動きから立位の動き、脳トレ、スキンシップを取りながらのバランストレーニングを行い、ダンスタイムへ。
入院患者の皆さまは、コルセットやギブス、包帯などをつけられている方も多いです。ただ、職員の皆さま、理学療法士の皆さまがついてくださっており、その方の状況に合わせて、ダンスを勧めてくださったり、無理しないように声かけをしてくださいます。
その中で、初対面の皆さまとお互いの距離感を感じながら、アルゼンチンタンゴを通じて人と人のかけひきを感じ、喜ばれる人から喜びをもらい、スキンシップと共に互いに元気を交換しています。
今回も沢山の方の笑顔、そしてエネルギーのの溢れる活動となりました。
プログラム
☆水野記念リハビリテーション病院☆
1、ご挨拶
2、デモンストレーション(Roberto & Lam)
3、ストレッチ(ちはるさん)
4、手タンゴ(ケニー)
5、リズム脳トレ(久枝)
6、立位ステップ練習
8、アブラッソタイム
9、ペアダンスタイム
10、タンゴセラピー体操
11、デモンストレーション(Roberto & Lam)
12、ご挨拶
そして、この後メンバーと共に近くのカレー屋さんで昼食をとり、おとなりの水野記念病院の活動へ。
こちらの病院では、病棟の廊下を使い活動を行なっていますが、今回は、患者さま全員がご参加され、とても活気のある活動となりました。
看護師の皆さんが、活き活きされている患者さまのご様子に驚かれていました。
無事に活動が終わり、アブラッソでのご挨拶を行いました。
その時、私のアブラッソにはいつも以上に自分の全てを込めていました。
病院に到着した時、看護師さんが伝えてくださったことがありました。
「前回、ベッド上でご参加された終末期を迎えられていた方、活動の後ずっとその事を話されていて元気を出しておられ、嬉しそうにされたまま、1週間後に他界されました。」
その言葉に、自分達が、どれほど貴重な時間を過ごしているのかを思い知らされました。
ひとつひとつの声かけ、ひとりひとりとのアブラッソ、そして、コミュニケーションのひとつひとつを大切にしようと、心から思いました。
ご参加くださった皆様、今回もありがとうございました!!
次回は6月22日(土)です。ご参加希望の方はメッセージをお願いいたします。
★施設側参加者
水野記念リハビリテーション病院 : 約40名
水野記念病院: 23名
★ボランティア :千春さん、フアンさん、マルちゃん、アキさん、ロッシさん
★ダンサー : Roberto & Lam
★リーダー : ケニー&久枝
3、4月の活動
https://www.facebook.com/1409462832698360/posts/2350222751955692?sfns=mo
ご協力
Roberto & Lam
所属
Studio TANGUERA
http://www.studio-tanguera.com/
*リコー社会貢献クラブ
「Free Will」様は日本タンゴセラピー協会の活動を応援して下さっています。
http://jp.ricoh.com/csr/community/will.html#employee
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