タンゴセラピーを通じて出会ったボランティアの皆さまからの声をお届けしていきます。
今回ご紹介するのは、先日タンゴセラピーの養成講座も受講され、積極的にご自身の活動を行いながら私たちの活動にもご参加くださっている、かよさんからです。
臨床心理士
池田佳世
神保町のある就労支援事業所でアルゼンチンタンゴダンサーのカロリーナさんがタンゴセラピーをするという情報が入った。
早速ユーチューブでカロリーナさんの踊っている姿を見てびっくりした。こんな素敵な人にあえるのかと思い当日行ってみることに。
タンゴセラピーとは認知症の改良に役立ち、うつ病や夫婦関係改善によかったりするらしい。ひきこもりの親のカウンセリングをやっている私は是非参加しようと思い、青年や親に声をかけ一緒にいった。 カロリーナさんとの出会いは素晴らしかった。アブラッソして歩いているだけで上手上手と誉められタンゴの音楽が流れ、毎回楽しく、毎月通う原動力になった。
丁度私の80才のパーティーが企画されていたのでショーとして、お呼びしたく実行委員に頼んだ。75才から始めたベリーダンスも、皆の励美になるというので、笑い話としてでることになっていた。当日ひきこもりの親や昔カウンセリングをした人たち合わせて100人ほど集まった。タンゴの曲が流れカロリーナさんとケニーさんのショーがはじまった。キラキラ光るハイヒールをはいたカロリーナさんの足さばきに皆の注目が集まった。
そのうち介護施設でボランティアができると聞いて、行ってみた。ボランティアとして一人一人にアブラッソをしてタンゴ体操などして帰ってきた。翌朝気持ちがとても良かった。
ボランティアをしたのではなく私がされたのだと気がついた。その後タンゴセラピストの養成講座があるときき2人の青年と共に参加した。今では時間があれば近い介護施設のボランティアに通うようになっている。
SCSカウンセリング研究所
代表 池田佳世
http://www.scsself.com/counselors
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