「皆さんが優しくて感動しました。人とふれあったのは何年ぶりだろう」
初参加ボランティアメンバー
「立位は難しいという案内を受けていた初参加の方が、とても積極的にお誘いしてくれました。ダンスタイムになったらすぐにカベセオが来ました。」
ボランティアメンバー
「また来月も楽しみにしているわ!ありがとう」ご利用者さま
ケニーです。
青山での月に1度のタンゴセラピー活動、今回も、様々な方面からのボランティア参加者の皆さまが集まってくださいました。
活動前にボランティアの皆さんの体調を確認し、しっかり消毒をしてから施設へ。新型ウィルスへの対策は、現状インフルエンザと同様の対策となっています。
今回も活動前に施設職員さんとやりとりをして、新規参加者さまや、身体状況について確認しましたが、こちらは、安全のためにご参加の方に、
「立位不安定」「疲れやすい」「立位安定」
がわかるようにしていただいているため、そのことをメンバーに伝え、初参加のボランティアメンバーには、立位不安定の方との立位でのプログラムは、座ったまま行うように案内し、それ以外の安全面のレクチャーも行いました。
プログラムが始まると、ちらほらと新しく参加されたご利用者さまが。皆さんと最初にする挨拶タイムでは一人一人が目線を合わせて自己紹介しながら皆さんと挨拶していきます。
中でもジャケットを着て参加されたおしゃれな初参加のご利用者さまは、以前にも踊っていたことがあるとのことで、初参加ながらとても積極的にご参加されていらっしゃいました。途中で、床の上を足を滑らせて回すステップをしたときには、「靴が滑らないから」という理由で両方の靴を脱がれるほどでした。これには職員さんも驚いていました。
今日は、アブラッソタイムの前に、カベセオの説明も行い、りょうこさんと行ったデモは、カベセオから入って、踊りました。
ダンスタイムには、座ったままで参加する方や、おしゃべりを楽しむ方もいらっしゃり、とても暖かい雰囲気でした。海外から来ている職員さんも、少しずつ慣れてきたようで、最初の頃は外から見てる感じだったのですが、今回は中に入り一緒に、ご参加いただけました。
最後に行ったタンゴセラピー体操のポーズでは、今月誕生日のご利用者さまの方に皆さんで両手を伸ばすようにして、ポーズ後にそのままバースデーソングを皆で歌いました。
今回も充実したひとときとなりましたが、ひとつ大きな反省点がありました。それは、アブラッソタイムの時に、初参加のご利用者さまのおひとりが、席を立たれて、別の部屋に移動されたことです。慣れてるメンバーにとっては、アブラッソは自然にできても、初めての方にとっては、抵抗のある方もいらっしゃいます。最近は初参加の方がいらっしゃってなかったので、いつもの流れで、アブラッソタイムに入ってしまったのですが、もっと初参加の方に考慮して、段階を持ったアブラッソの方法を前もってレクチャーすべきだったと、気がつきましたが、その時には手遅れでした。今後は安全面はもとより、こうした初参加の方への配慮もきめ細かく行っていけたらと思います。
いつも感謝の言葉をかけてくださる男性のご利用者さまは、今年100歳になられるとのことで、この、音楽、ダンス、ふれあい、目と目、表情と表情、身体と身体を通じた多世代交流は、本当に深い意味があると、いつも肌で感じています。
活動プログラム
・ご挨拶
・ストレッチ
・手タンゴ
・リズム運動
・お茶タイム
・デモ(りょうこさん&ケニー)
・カベセオレクチャー
・アブラッソタイム
・ステップ練習
・ダンスタイム
・タンゴセラピー体操
・ご挨拶
今回もご参加のみなさま、貴重なお時間ありがとうございました!
次回の青山一丁目の活動は3月16日です。皆様のご参加をお待ちしています。ご興味のある方はメッセージをお待ちしています!
第50回
参加者数:20名
リーダー:ケニー
参加ボランティア
りょうこさん、みらさん、みほさん、たかこさん、なおこさん、たけしさん(初)、ともさん(初)
Hands-on東京: グレタさん🇮🇹、メリッサさん🇺🇸
〜Hands-on東京HP〜
http://www.handsontokyo.org/jp/about_us/our_story
全ての活動予定に関しては、こちらをご覧ください。
*日本タンゴセラピー協会は、リコー社会貢献クラブ「Free Will」様に応援していただいています!
http://jp.ricoh.com/csr/community/will.html#employeeの
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