ひろです。
関西タンゴセラピーの活動風景をなかなか今まで撮影する機会が無かったのですが、今回、私の勤務先法人である「社会福祉法人基弘会」の承諾を得て、大阪市生野区巽南のリハビリテーション施設「ココナラ巽」の活動での撮影を行いました。(撮影された写真は後ほど公開いたします。)
時間は、午前中の施設内でのスケジュール調整の都合で45分間、場所は、ココナラ巽4階のショートステイ様のリビングスペースを使い、参加者は、スペースの関係で、2階の通所リハを利用されている方を中心に10名ほどの参加で行いました。
プログラム
1、ご挨拶
タンゴの音楽とともに、ボランティア登場し、ご利用者様と1対1でご挨拶を。その後ケニーさんよりタンゴセラピーの紹介も兼ねた挨拶。
→ボランティア1人1人の簡単な自己紹介
2、アブラッソご挨拶
アブラッソの説明、ボランティア同士での見本を見てもらった後、ボランティアと利用者さんとで実際にアブラッソでの挨拶を行う。
3、手タンゴ
円になって椅子に座った状態で、全員で手をつなぎ、握ったり緩めたり、手をあげたり下げたり、前に出したり後ろに下げたり行う。
4、リズム運動
手拍子で3種類のリズムを練習した後、音楽に合わせて手拍子。次は手拍子のあと、手を前に。
次に手を前にの時、ボランティアと手をタッチする。(3種類のリズムで)
5、立位でのバランス運動
立てる方は立って(難しい方は座ったまま) 皆で手をつなぐ。左右に重心移動、ゆっくり手をあげてゆっくり手を下げる。
6、デモ
小さな喫茶店をBGMに(歌える人は歌ったり、手拍子したりをしてもらう)ケニーさんが、女性ボランティアを「カペセオ」で誘い、順に4名の女性とデモを行う。
7、ペアダンス
利用者さんとボランティアのペアで、
1..アブラッソで挨拶、
2.組んだ状態で左右に揺れる。
3.歩けるようなら歩いてみる。
8、ステップ
(エイトビートで足踏み×2回+足を横に×2回)
座って練習した後は、立位で、利用者さんとボランティアのペアで行う。
9、最後に、座っている順番にそれぞれ本日の感想を言う(利用者さん、ボランティア混合で)
10、アブラッソでお別れの挨拶。
活動を終えて
〇利用者さんよりの感想は、皆さん口々に「良かった」「楽しかった」と笑顔で話されていたのが印象的でした。
〇今回、ADLのしっかりされた方の参加が多かったことと、参加者10名に対しタンゴセラピーに慣れているボランティアが7名と多かったことで、
その場の雰囲気をみながら、立位での動きを多く取り入れたプログラム構成になりました。
〇初めての施設ではありましたが、活動の最初から、利用者さんとの1対1での触れ合いの時間をしっかりとったこともあり、皆さんがリラックスして活動されていました。
〇ボランティアスタッフも楽しく活動でき、撮影された画像を見ても、利用者さんボランティア共に、活き活きとした笑顔の写真が多く撮れていました。
参加ご利用者様 10名
車椅子ご利用者様 1名
参加ボランティア : かんちゃん、ひとみさん、まさみさん、ちえこさん、ひろ
リーダー:ケニーさん
現地担当 : ひろ
撮影:芦田博人さん
リコー社会貢献クラブ
「Free Will」様は日本タンゴセラピー協会の活動を応援して下さっています。↓
http://jp.ricoh.com/csr/community/will.html#employee
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