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Writer's picturetangotherapy

3/16 活動報告@プラチナヴィラ小平




「楽しかったわ。日記に書くことが沢山!ここでまたダンスができるなんて!」

ちょっと興奮した様子で、

その方は私の手を握って、何度も繰返されました。

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こんにちは!みなこです。


プラチナヴィラ小平では、私たちは1階で60分、上層階(2階、または3階)で30分のセラピーをしています。


1階は、通所リハビリテーション施設で、

歩行ができる方や普通の生活ができる方が主。

上層階の短期入所療養介護施設で、

症状が重い方が多く、

全く別のプログラムが求められるのが特色です。

この日はノブさんと私で

ダブルリーダーで活動をいたしました。


まず、1階で、私が前半の座位の運動、

ノブさんが後半の立位でのパーツ担当でセラピーをおこなったあと、


担当職員さんのお心遣いの

冷たい飲み物とおしぼりを使わせていただき、

マラソンのように二階へ。


いつもエレベーターを降りるとすでに、

タンゴの音楽がかかり、

車いすが集まって円になっている…


…のですが


「え…」


広いロビーに皆さんが

三々四五と散らばっているご様子に唖然。

テレビを見たり、

数人でカラオケをなさっていたり…


連絡の行き違いがあったそうで

職員さんもそれぞれの作業に取り掛かっており、

それを中断するわけにもいかず

すぐにスタンバイするのは難しそう。


どうするか…


と思って、もう一度フロアみて


「カラオケを、借りよう」


と思い立ちました。


カラオケを歌っている4人のグループの方に

仲間に入れてもらって

タンゴセラピーでよく歌っている

「小さな喫茶店」

をノブさんと二人でデュエット

(ダブルリーダーで本当に良かったです(笑))


『あれ?何をしているんだろう

見慣れない二人が、珍しい曲を歌っている…』


と皆さんが視線を向けてくれました。


そのまま、セラピストのほうが

部屋の隅々まで行ってアブラッソでご挨拶。


リズム運動でも、

遠くても、セラピストたちが皆さんのところまで行き、

リズムに合わせて皆さんと手を合わせました


いつも輪の中で一組が踊る

タンゴのデモンストレーションも

広いフロアでもみんなに見えるように、

柱を挟んで二か所で二組が同時に踊り、

途中、真ん中でパートナーチェンジ、

二組のペアを見ていただくことができました。


あんなにバラバラな状態で始まったにも関わらず、

会場に一体感が生まれ、

タンゴセラピー体操は遠くの方も一緒に動いてくださり

最後の「アブラッソポーズ」も完璧でした。


そして、最初に歌った「小さな喫茶店」を

もう一度みんなで歌ってセラピーは終了


最後のご挨拶の時には、

開始時の倍以上の皆様と

アブラッソすることができました…


…と、申したいのですが、

他のセラピストメンバーが会場の参加者さんと

アブラッソ交わしている間、

冒頭の利用者さんが私の手をずっと握り続けていて

私はその方としかちゃんとご挨拶できなったのですが(笑)


これだけ喜んでいただけるセラピーなのだから

諦めて短縮などしなくてよかったと、

しみじみ嬉しく感じました。


セラピストメンバーの皆さんも、私の無茶振りにご協力くださり

本当にありがとうございました!


リーダー:ノブ(研修中)、みなこ

参加ボランティア:くみこさん、ケニーさん、久枝さん


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次回のプラチナヴィラ小平の活動は4月19日(土)です。

ご興味のある方はメッセージをお待ちしています!


全ての活動予定に関しては、こちらをご覧ください。


3、4月の活動

https://www.facebook.com/1409462832698360/posts/2350222751955692?sfns=mo


*日本タンゴセラピー協会は、リコー社会貢献クラブ「Free Will」様に応援していただいています!

http://jp.ricoh.com/csr/community/will.html#employee

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