「皆さんで 分かち合いたい この笑顔」 ひろです。 東京から、ヒサエさんが駆けつけてくれてボランティア合計6名での活動。 神戸北野では月1回のタンゴセラピー活動ですが活動を始めた当初に比べると、参加される皆さんが少しずつ慣れてこられたのか、積極的にタンゴセラピーを楽しまれ、素敵な笑顔を見せられていたのが印象的でした。 一つの一つの施設で地道に継続的に活動をさせていただくことの大切さを改めて感じさせられました。 ◆当日の流れ ・挨拶&ボランティア紹介 ボランティアメンバーが、参加者ひとりひとりの前に行き、しっかりと挨拶を行いました。 ・ストレッチ&リズム運動(座位)(ななさん) 顔からはじめ、肩、胸、腰、脚…と、音楽に合わせて体をほぐしていきました。 両足を前に伸ばして、10カウント保持してみよう!というチャレンジで、100歳の男性の方も元気に上げておられたのが印象的でした。 ・手タンゴ(ひさえさん) 空席をつめて、全員で一つの円になり手をつなぎ、手を上げ下げしたり体を同じ方向に揺らしたりの運動を行いました。 最初は動きがばらばらだったのが、いつのまにか皆さんの動きが一つにシンクロし、一体感を味わうことができました。 ・アブラッソタイム ボランティアメンバーが、参加者さん一人ひとりのところに行き、「タンゴで一番大切なことはアブラッソですよ」と説明を交えながら、しっかりと抱擁(アブラッソ)を行いました。立てる方には立ってのアブラッソしていただきました。 ・歌 「小さな喫茶店」 出だしは歌えなくとも、徐々に記憶が蘇ってきたのか、途中からはしっかりと歌える方もおられました。 ・立位でのステップ ボランティアとペアになり、立てる方は立って「前、前、右、左」の8カウントをやってみました。歩ける方はそのステップのまま歩いて頂きました。 座位で足を動かすのもちょっと難しい方に、音楽にのせて手で同じ動きをやってもらうと、何度かやるうちに、ボランティアを握った手で逆にリードしてくれるようになっていました。 「前・前・かんちゃん・かんちゃん」とカウントするとスムーズに歩ける、なんていう声も聞こえてきました。 ・タンゴセラピー体操(あやかさん&ひろ) 今までの活動を通して「動き」を覚えておられているのか、皆さんしっかりと動いておられるのが印象的でした。 今回のキメのポーズは「11/25はOLの日」というトリビアにちなみ、両手で「O」と「L」っを形どってもらいました。 ・デモタイム 踊ってみたい方!と聞いて手を挙げられた方とボランティアのとのペア3組で1曲踊っていただき、見ている方も手拍子をとってもらい、タンゴの良さを味わってもらいました。 自室で寝てしまっていて最後になって活動に来られた方もおられましたが、せっかくなので一緒に音楽に合わせて立位で踊っていただきました。 ◆反省点&感想 ・認知力がおちているからなのかスムーズなコミュニケーションが難しい方も、手タンゴをしっかりとやっておられた。 ・セラピー体操を以前より上手になってきているのが印象的。体で覚えているからなのか。 ・セラピー活動を通して、以前はあまり積極的でなかった方が、今回はずっと笑顔で活動にもしっかり参加されていた。 ・体の拘縮のためかあまり手足を動かされない方も、アブラッソで体がほぐれ、声掛けにもしっかり反応してくれているようでした。 ・毎回来ているボラんティアの顔を良く覚えてくれているようで、嬉しそうにされると、こちらもうれしくなる。 ・手タンゴのパートで、椅子を動かして小さい一重円にしたことで、一体感がうまれたようで良かった。 ◆参加者 第19回 施設側参加者: 約20名(うち車椅子の方7名) リーダー : かんちゃん ボランティア : ひさえさん、ななさん、あやかさん、ゆみこさん、ひろ 来月の予定 12月20日(木) https://www.facebook.com/events/728272310865705/ ご参加お待ちしております。 *日本タンゴセラピー協会は、リコー社会貢献クラブ「Free Will」様に応援していただいています! http://jp.ricoh.com/csr/community/will.html#employee