各地で天災に見舞われている皆様に心よりお見舞い申し上げます。 「若い頃を思い出してきたわ」 ご利用者様 「ずっと誘われるの待ってたのよ」 ご利用者様 「はじめてで緊張しましたが少しずつ慣れる事ができました」 初ボランティアの方 ケニーです。 2週間ぶりとなった月島の活動は、最初の挨拶の時点で、「久しぶりねぇ〜、踊り方忘れちゃった」など陽気にご挨拶くださいました。 こちらの皆さんは、「アブラッソ」や「カベセオ」というタンゴの言葉を覚えてくださった方も数人いらっしゃって、今日はアブラッソタイムを長めに取り、立位のパートも多めに取りました。 男性のご利用者さまの中にはリードを少しずつチャレンジされている方もいて、アブラッソにも慣れて来ています。 活動プログラム ・挨拶 ・ストレッチ ・手タンゴでリズム運動(座位) ・アブラッソタイム ・バランストレーニング(立位) ・8カウントステップ練習 ・ペアでのステップ練習 ・タンゴセラピー体操 ・ダンスタイム 今回、視点を少し変え、ボランティアにご参加くださっているアントニオさんをご紹介させていただきたいと思います。 アントニオさんは、タンゴをリハビリでされていて、パーキンソン病をお持ちでいらっしゃることから、自身も服用している薬が切れると歩くことも難しい中、誰かのため、そして自身のため言うことで、こちらの月島の活動(木曜)、そして活動後の練習会にご参加くださっています。 私は当初、私たちが高齢者の方々のサポートをする立場なのに、ボランティアの方自身に転倒の危険があったら難しいのではないか?いつも安全第一で行っているタンゴセラピーの活動には難しいかもしれないと思っていました。 しかし、実際に彼が参加されて思ったのは、「彼は自身のその時の身体の状態をしっかり把握され、できることだけをしている」ということでした。 そして、彼の身体の事を理解している他のボランティアメンバーはもちろん、施設の職員さんも本当にご親切にお心遣いをしてくださっていることが嬉しく、大変感謝しています。 アントニオさんが、活動後にメッセージをくださいました。 「普段家で動けない時でも、練習会で行ったバルドーサのステップを思い出して進めるようになり、自分のリハビリにも役立っています。」 実際、この日の練習会の後も薬が切れて来たこともあり、なかなか前の一歩が出なかったところ、バルドーサのステップで歩けるところを見せてくださいました。 私たちの活動が、こうして障害を持つ方や、ストレスや生活環境で辛い思いをされている方にも、その人の「活きる場」を作っていけることの大切さを感じます。 これからもタンゴ愛好者の方はもちろん、人のために何かしたい方、自身が日々のストレスに疲労されている方、どんな方でもきっと、その方にあった活動への参加方法があると思います。 皆様の貴重なひとときをタンゴセラピーで活かしてみませんか? 今回もご参加くださったみなさま、ありがとうございました!! 月島の活動は、第1.4木曜と、第2土曜です。次回は今週木曜日、10月4日です! どうぞよろしくお願いいたします! 全ての活動予定に関しては、こちらをご覧ください。 10月の活動 https://www.facebook.com/1409462832698360/posts/2206092409702061/ 第141回 参加ご利用者様22名 リーダー:ケニー 参加者:えみさん、ちはるさん、かよさん、シンさん、ももこさん、アントニオさん、みほさん *日本タンゴセラピー協会は、リコー社会貢献クラブ「Free Will」様に応援していただいています! http://jp.ricoh.com/csr/community/will.html#employee