「ありがとう ありがとう ありがとう〜 何回言っても足りないわ」 ご利用者様 「この人がこんなに笑ってるの見たことないよ!」 ご利用者様 「立って揺れるだけで、踊っているようだったわ!」 ご利用者様 ケニーです。 介護老人福祉施設[*1]のプラチナヴィラ小平では、1階のデイケアと、2.3階の入居施設での活動を同じ日に行なっています。 今回も幸せを感じるための大切なことに改めて気付かせていただいたセラピーとなりました。 それは、3階の入居者の方とのタンゴセラピーの時でした。入居者の1人の方がものすごく嬉しそうに私の手を握って言われました。 「こんなにみんなが楽しそうに笑っているなんて。みんなの笑顔が本当に嬉しいよ!」 その方は、自分の事よりも、周りの皆さんが楽しんで、笑顔でいることに嬉しさを感じられていました。 一つのコミュニティの中で、誰かが怒っていたり、寂しそうにしていたり、また、無気力そうにしていたり、そういう空気を感じて、自分自信の気持ちが影響されることはよくあります。 でもまたその逆で、コミュニティの皆さんが嬉しそうに、楽しそうにしている時、【みんな楽しそうで良かった】と嬉しい気持ちになります。 介護施設に入居されている皆様は、何かしらの病状をお持ちの方もいらっしゃいます。本人の意思とは無関係に、無表情になってしまう方や、めまいなどがあり、辛そうな表情になってしまう方もいらっしゃいます。その状況を一緒に生活している皆さんが知っているからこそ、そのみなさんの笑顔は嬉しいのではないかと思います。 同じ音楽を聴いて、一緒に楽しみ、ふれあい、自分に出来る範囲でタンゴを楽しむ。片麻痺のある方も、リクライニングチェアーの方も、車椅子の方も、歩行器を使いいらっしゃった方も、そして、ボランティア参加者や同席したご家族様、職員さん、それぞれの方が楽しんでいる様子を見て、お互いに嬉しさを共有できます。 活動プログラム ・挨拶 ・ストレッチ ・リズム運動(座位) ・タンゴセラピー体操 ・立位(捻りを加えた歩き) ・ダンスタイム ・デモ ・ 挨拶 →3階に移動 ・挨拶 ・ストレッチ ・タンゴセラピー体操 ・アブラッソタイム ・ダンスタイム ・デモ ・挨拶 今回もお忙しい中、ご参加いただいた皆さま、ありがとうございました! 次回は7月21日(土)です。 7月の全スケジュールは下記リンクからご確認ください。 皆様のご参加をお待ちしています。 どうぞよろしくお願いします! ★施設側参加者 : 1階約25名、3階約20名 ★ボランティア : みなこさん、久枝さん、のぶさん ★リーダー : ケニー ※1 〜介護老人保健施設(老健)とは〜 入所者に対してリハビリテーションなどの医療サービスを提供し、家庭への復帰を目指す施設です。 利用者の状態に合わせた施設サービス計画(ケアプラン)に基づき、医学的管理のもとで、看護、リハビリテーション、食事・入浴・排せつといった日常生活上の介護などを併せて受けることができます。(WAMNETより抜粋)