[(偶数月)パーキンソン友の会世田谷様のご協力で 世田谷会員以外の方もご参加頂きました] *********************** 「皆さんのハグが好きだから。 やっぱり 気持ちがいい。来て良かった」 お怪我された直後で車椅子生活を余儀なくされているにもかかわらず参加して下さったNさんからの コメントです。 パーキンソン部のリカです。 立春とはまだ言いがたい寒さが身にしみる日、午前中からの活動。 最初の曲は「Todo es amor」 和やかムードの中 ボランティアを含む全ての参加者の自己紹介から開始しました。 そして “最初のお楽しみ”と好評をいただいている アブラッソ(ハグ)タイム。 以前Nさんから 「このアブラッソから私達に必要なあの #ドーパミンも オキシトシンも得られるなんて! タンゴは ハグして踊るようなものだから安心」 ととても励みになるお言葉を頂いた事がありましました。 この日もアブラッソを交わす 皆様から 「気持ちいい」 「温ったかい」とのお声と笑顔も得られたところで お身体のエクササイズへと進みました。 美奈子さんの座位のストレッチで更にリラックス。 タンゴセラピー体操 、タンゴリズムで覚醒効果。 ******** その日のテーマ 「ワルツのリズム De カミナンド(歩く)&踊ろう」〜 *主旨説明 普段、歩きながらリズムを改めて意識することはないかもしれませんが、実際に歩行はリズムの繰り返しです。リズムを脳が刻んでいるからスムーズに歩く事が出来るのですが パーキンソン病では 脳内の歩行リズム形成が障害されるという考え方が発端です。 一定のテンポで繰り返される音のリズム刺激、 音楽と共に耳から入るリズム刺激によって、 脳内の歩行リズムの回復を図り、パーキンソン病の運動障害の一つ 歩行状態を改善して頂ける機会として 様々 かつビートもあるタンゴで脳内へのリズム刻みを楽しんで頂きたい。 💕その日は バレンタインデ-も近かったので ロマンテックなリズム ワルツ で歩き 楽しんでいだだきたくプラン致しました。 *実施状況 ❶まず 座位で タンゴワルツ聴いて頂き3拍子説明。 ❷「3拍子を口頭で言ってみると?」問いかけに ワルツと言えば ズン チャ チャ ですね」とHさんからお声上がる ❸ズン チャ チャを 声に出す〜手拍子〜足踏み ❹曲に合わせ ❸を行う。 ❺立位でボランティアとその場で 足踏み。歩く。 ❻ズンチャチャの ズンの最初の一歩を大きい歩幅で 行うことにチャレンジ。 ❼ワルツ曲 1曲 とうしてのチャレンジ *改善点 座位での リズム同調の時間を十分に取ってから 立位、立位でのリズムに進めるように行うべきであり、今後も効果的な実施方法を工夫して行う。 パーキンソン病症状として歩幅の問題から 最初にワンテンポで歩幅を大きく歩くことを行う方が効果的であると思った(最初に一歩を大きく踏み出すことより) タンゴワルツは アップテンポが多いので曲選びは重要である。 ********* その後は ダンスタイムと続き 最後は 栄田さんと エミさんによる 素敵なダンスデモで締めくくって頂きました。 🌸終了時の参加者のご感想 「 曲に体が 溶け込んでいるようで気持ち良かった」 「楽しかった!充実した時間でした!」 🌸ボランティア参加 エミさんのご感想🌸 タンゴセラピーに参加させていただき、とても柔らかい気持ちになりました。ありがとうございました。 一つ印象的なことがあったのでシェアしたく。 骨折なさっていた方、動くのは難しかったので、 音楽を聴きながらお話していました。お背中に手を当てていたら、 「背中があたたかくて気持ちいいわ」と言って下さりました。こんな小さなことでも喜んでいただけるなんて嬉しい…と思いました。 そして、介護付き添人の方がフットレストを出したのですが、 「少しでも動かさなきゃね」と フットレストをしまい、音楽に合わせて足を動かしていらっしゃいました。 そういう前向きなお姿を見ると、こちらが励まされますね。 次回もご参加の際は、楽しい時間を過ごして頂きたいと心から思いました。 (エミさんは、この数日後に 千春さんと共にタンゴセラピスト養成講座を修了されました! 細やかな配慮のサポートに感謝いたします) *参加人数:9名 *ボランティアメンバー 幸子さん美奈子さん 千春さん エミさん 優太さん栄田さん *リーダー リカ 次回予定 3/18(日)13:45〜14:50 パーキンソン病友の会世田谷様の 例会でのタンゴセラピー #ボランティア定員となりました 4/1 (日) 10:30〜12:00 パーキンソン病友の会世田谷会員以外の方もご参加いただけます。 #ボランティア募集中