「新宿のステレオホールにはよく行ってたのよ」利用者さま 「今日はみなさん午前中からタンゴセラピー体操予習したんですよ!」職員さん 「何十年ぶりに踊ったかしら。」利用者さま 「僕の方が緊張しちゃいましたが、みなさん喜んでくれて嬉しかったです。」 初参加のボランティアメンバー ケニーです。 今回は介護老人保険施設(※1)のプラチナヴィラ小平での活動でした。 寒さが続く毎日ですが、施設に着くと、利用者のみなさまが元気にそれぞれ機能訓練をされていたり、集まってお茶されていたり、通りがけに顔なじみの利用者さまから声をかけられたりと、嬉しい再会から活動が始まります。 今日はいつもの基本の活動のエクササイズの中でも、特に内股のエクササイズを意識して声かけすることを活動前の打ち合わせでボランティアメンバーと確認しました。 利用者さまは、座った状態では、比較的足元も膝もしっかり閉じることができますが、立ち上がると、その動きが難しくなる方も多いため、座った状態でいつもより長めにその動きを行いました。 こちらの施設の特徴は、とにかく活動スペースが広く使えるため、立位の際に椅子の背もたれをつかむための椅子の移動や、車椅子の方のダンス参加、立位の際の動きの自由度のが高い、などこの施設ならではの活動ができます。 今日はいつものように座位で身体をほぐした後は、タンゴセラピー体操、そしてペアでの歩き、そしてダンスタイムを行いました。 男性の方の中には、リードをされる方もいらっしゃいます。タンゴセラピーの効果の中でも、【リードをする】ということはかなりのマルチタスク運動となるため、身体、脳はもちろんですが、相手をリードすることで、【自尊心の向上】【モチベーションの向上】など精神面でもたくさんの変化があります。 最後のダンスタイムの後には、みやこさんと一曲踊らせていただきました。 皆様とアブラッソで挨拶した後は、3階の入居施設へでの活動となりました。 3階の皆さまはほとんどの方が車椅子を 利用されています。ですのでデイサービスとは違って、座位でのエクササイズがメインとなりますが、みなさんとてもモチベーションが高く、職員さんも協力的で、とてもチームワークを感じます。 お話ししていると、どちらの階の方も以前踊られていた方が何人もいらっしゃり、楽しそうに思い出話をして下さいます。たとえ車椅子を使っていても、そういったお話の後、アブラッソで一緒に揺れていると、その方の思い出の一部がアブラッソから伝わってくるようです。 ご参加の皆さま、今回もありがとうございました! 次回は2月17日(土)です。 2月の全スケジュールは下記リンクからご確認ください。 皆様のご参加をお待ちしています。 どうぞよろしくお願いします! ★施設側参加者 : 1階約30名、3階約25名 ★ボランティア : 翼くん(初参加)、みやこさん、美奈子さん、久枝さん ★リーダー : ケニー ※1 〜介護老人保健施設(老健)とは〜 入所者に対してリハビリテーションなどの医療サービスを提供し、家庭への復帰を目指す施設です。 利用者の状態に合わせた施設サービス計画(ケアプラン)に基づき、医学的管理のもとで、看護、リハビリテーション、食事・入浴・排せつといった日常生活上の介護などを併せて受けることができます。(WAMNETより抜粋) 2月活動予定 https://www.facebook.com/tangotherapy.japan/posts/1989600421351262