「初めは緊張したけど少しずつほぐれて動けたわ。若い時は着物で踊ったこともあるのよ」初参加の利用者さま 「(あんたいいねぇ〜!優しさが床までどわ〜っと出てるよ!)って言われてうるっときました」ボランティア参加者 ケニーです。 冷え込む外の寒さから相生の里に入ると、中から聴こえてくるのはタンゴセラピー前に皆さんが行っている、ズンドコ体操の音楽、そしてふと覗くといつもの皆さんが気持ちよさそうに身体を動かされているのを見て、活動前から気持ちがあったかくなりました。 みなさんにアブラッソで挨拶した後は、深呼吸して少しだけタンゴの音楽に合わせたリズム運動をして、本日のメニューへ。 いつも新しいことを取り入れるのはなかなか難しいですが、こちらの施設の皆さんの特徴は、たくさん踊られる方と、立つことも難しい方、そして立てるけれども見ている方が好きな方がいらっしゃること。 その皆さんが楽しめるように、踊られる方には少しチャレンジできるステップを取り入れ、立つのが難しい方もできるタンゴセラピー体操を中盤に。 その後は、カベセオを使ってみなさんとダンスタイム。断られることもよくあります。そのやりとりもまた、タンゴの醍醐味です。以前2年間断られ続けた方と踊れた時は感激したことを覚えています。 今日も新しい方が参加されていましたが、若い頃踊られていた頃のお話を沢山されていました。 今もこの時期はミロンガ(ダンスパーティー)に、着物で参加される方もいらっしゃいますが、50年以上前の東京でも同じような光景があったことには驚きました。 今回もとっても楽しく温かい活動となりました。ご参加いただいた皆さん、ありがとうございました! 第123回 参加ご利用者様18名 リーダー:ケニー 参加者:えみさん、ゆりこさん、くまさん、本多さん