🍁プロローグ🍁 本年(2017年)、世界で最初に症例報告されてちょうど200年になるパーキンソン病は、1000人に1人〜1.5人がかかると推定される疾患です。 高齢になるほど、その割合は高くなり、60歳以上では100人に1人が発症すると言われています。 アルゼンチンタンゴのメソッドを使い、パーキンソン病をお持ちの方々が 「身体」「脳」「心」を楽しみながら活性化し、介護予防や、運動機能の回復や維持向上の一つとして継続して取り入れていただけるようプログラムを毎回 充実させるよう取り組んでおります。 全国パーキンソン病友の会東京都支部世田谷地区様のご協力を頂き毎月開催しておりますが、 10月は、(世田谷地区会員様以外の方も含め)9名様、11月は(世田谷地区 例会での開催で)15名様のご参加を頂きました。 1️⃣10/16@世田谷総合福祉センター 事務局長様からのコメント 「前回 大型台風の為中止になったので 今回皆さん楽しみにして来て下さいました。エンリケさんをはじめたくさんのボランティアの方々が来て下さり、皆さん、壁の花となる事なく踊れました。エンリケさんが 参加者 全員の方と踊って下さったので いつもより盛り上がりました」 金沢より 初参加して頂いた 恵美さん(社会福祉士で、現在 デイ サービスの介護職にも就かれている) 恵美さんからのコメント 「私は タンゴもセラピーも未経験で少し緊張してましたが、ボランティアの皆様の温かいお心配りにすぐ緊張もほぐれて行きました。 参加の皆様が本当に踊ることを楽しみにされていて、その皆様の踊りたいお気持ちに胸が熱くなりながら、セラピーのお手伝いさせていただきました。 ご病気を抱えて悩みをお話しされる方もいらしゃり、タンゴセラピーの活動が単に楽しみだけでなく、闘病生活を送る方々の支えになっているように思いました。最後にもアブラッソ。。心温まるひとときで、またお会いするお約束が出来た事に感謝して。たくさんの贈り物を皆様から頂き優しさを分かち合えた時間でした」 活動内容 開始前ミーティング:基礎知識の確認。転倒防止に関する事項。 1 .ご挨拶 2.タンゴセラピー体操 3. デモンストレーション エンリケ先生とリカ 「Desde el alma」ワルツ曲 4.アブラッソ(抱擁)タイム 5. エンリケ先生とダンスタイム 1 6.カミナンドタイム(ペアで) 歩幅を大きく。足を高くして。スケーターのような歩行。後ろ歩き。 7.デモンストレーション 栄田さんと千春さん、丸ちゃんと久枝さん&真弓さん、優太さんと美奈子さん 2曲。 8、ダンスタイム 2 ボランティア参加して頂いた方々: エンリケ先生、久枝さん、丸ちゃん、栄田さん、 千春さん、美奈子さん、真弓さん、優太さん、恵美さん。 リーダー:リカ 2️⃣11/12@世田谷総合福祉センター 前回に引き続きご参加して頂いたK様より 「 初参加でしたが、ボランティアの皆様のリードで 想像以上に 動き踊れている自分を発見出来た事が楽しくて再度参加させていただきました。 今回は 実は 来る途中 薬を急遽飲んで 体調を整えての参加でしたが、踊っている時、そんなことは忘れて没頭していた。幸せな気分でした」 K様は 一見パーキンソン病をお持ちではないように見えるほど、いつも 笑顔で、その日の最後のダンスタイムでは K様のカベセオをもl頂き、 「後ろ歩き」のリクエストまで いただき ご一緒しながら 私の心もKさんのおかげで熱くなりました。命は大切に、大切に生きることをKさんから悟る思いがありました。 その日は、 パーキンソン病の方のお身体の動きとして 大きく問題視されている、平衡感覚、バランスをテーマとした。 タンゴセラピー体操、アブラッソタイム、リズムに合わせた動きのほかに、 ボックス(バルドッサ)、バイベンステップ。軸を整えてた上で片足で円を描くなど行った。 4名様に一人のボランティアのチームで ペアの動きを行うこととしたが、開始前ミーティングで、そのチームは、いつまでか?エクセサイズのみで、ダンスタイムはフリーにした方がいいのでは、ご意見を頂いたおかげで、混乱は 見られなかったが、何か通常と違うことを行う際は、リーダーは詳細に伝達すべきと実感いたしました。 そのチーム内でも 会員の皆様の歩行状態が様々であり、それぞれの状態により応用的なリードを行なった(栄田さん)、ある一定のリズムでのリードを行うとの内容ではあったが、すくみなどの症がある方には、前進して歩くことより まず リズムにあわせて 横ゆれからさらにサイドに片足からの体重移動することで バランスを得て スムーズに前進して頂けた。 サイドステップの重要性を再認識した。 ボランティア参加の方々; アキちゃん、千春さん、栄田さん リーダー:リカ