アブラッソへの導入にちょっとクイズタイム。 「アルゼンチンの大事なご挨拶、覚えていらっしゃいますか？ 例えば私とまゆみさんが、会いました（と、抱き合って）。 この、抱き合う挨拶は、何ていうでしょう？ ヒントは．．．天ぷらを作るときに入れるもの！」 利用者さま：「オイル？」 「おしい！！日本語で。 『油っそ』と覚えてくださいね」 耳慣れない言葉はすぐに思い出してはいただけませんが、 自然に温かくアブラッソを交わしてくれる皆様に、 懐かしいような気持ちが溢れます。 朝方まで激しい雨がうそのように、午後から快晴。 その気持ちよさも手伝ったのか、 機器トラブルで音楽がかかるまでちょっと時間がかかったせいか、音楽がかかると同時にご自分でリズムをとり始める利用者さんがチラホラ。 アブラッソをしてからの立位パートでは、全員が立って円を作ってくださいました。 その円で、新しいステップに挑戦。 前回までは一歩ごとに足を閉じながらボックスを踏みましたが、 今回は足をそろえずに四角を描く アルゼンチンタンゴのバルドッサです。 はじめは皆さん苦戦なさっていましたが、 最後にはちゃんとバルドッサを踏めるようになり、 ペアになっての練習でもほぼ全員の方が成功！
施設の職員さんにも挑戦していただき、 三回ほどの練習で見事にマスター。 施設内でミロンガができる日がどんどん近づいてきています。 たっぷりダンスタイムをとって、最後はいつも通りにアブラッソでご挨拶。 口々に 「本当に楽しかった」 「来月も来てね」 と言ってくださる中、 「とても幸せそうだわ。幸せなのね」 と言って抱きしめてくださる方がいらっしゃいました。 感受性の強い利用者さまたちは、 セラピストもオキシトシンによる恩恵を受けていることを 感じていらっしゃるのかもしれません。
【この日の参加者】 ご利用者様：12名 ボランティア参加者：リカさん、まゆみさん、みなこ（リーダー） ❤️「木下の介護」（小平）での今後の活動日❤️ 9/22(金)、10/7（土） いずれも13時30分～14時30分です。 西武新宿線小平駅から徒歩5分です。 ボランティア参加の方を募集しております! ダンス経験は不問です。 （報告者 ： みなこ）
