1️⃣「踊ること、ダンスリードを思い出して頂く為に」
「この曲はタンゴですか?」
久しぶりにお顔を見せて下さった男性のご利用者様は、 途中 何度か 曲が タンゴであるのか 私に問いかけました。 そして 「タンゴなら昔踊っていたかも、、」ともおっしゃり ダンスタイムの際、お声をおかけすると スクっと立ち上がられ、曲に合わせてご一緒に体をゆらしているうちに、その男性は 最初の一歩を踏み出し私を軽やかにリードして下さいました。
その日の ラスト曲「ラ クンパルシータ」では (Tさんの かつて 戦前人の目が厳しい中、心を燃やして、この曲で踊ったと語って下さりリクエスト頂きました) スウイッチが入ったかのように「踊ること」を思い出され デイアンさんをリードしていました。
タンゴセラピスト(女性) は、ダンスタイムの際、車椅子ご使用者(男性)の立ち上がりのフォローを致しますが その男性がダンス経験者である場合、状況に応じ 施設職員の方から体調など情報と承諾頂き、ゆっくりとダンスリードをして頂くこともあります。 細かくいうと、 その方にリードを思い出していただけるようフォローにつとめます。 その際 最初の深いアブラッソ(抱擁)と寄り添う会話を大切にし リラックスし、その最初の一歩を待っています。
2️⃣早稲田大学留学生ボランティア デイアンさんからの感想
(日本語訳↓) I first join Tango Therapy out of curiosity. Partly because i love dancing and partly because I 'm curious about how therapy with tango work. "But after joinning therapies, i believe that magic does exist". I saw today one of the guy using cane just stood up and dance with another participant...just remind me even more of how beautiful dancing truly is, and why the Therapy is worth doing. Not to mention volunteering means meeting people with the same passion as me! Everyone is just so friendly and helpful.
私は初めて 好奇心からタンゴセラピーに参加した。 部分的な理由として私は踊ることを愛しているからであり また、どのようなタンゴの動きがあるセラピーなのか好奇心を持っていたからである。 " しかし いくつかのセラピー参加後、私は (タンゴ、タンゴセラピーの❓)魔法が存在するのだということ信じています。 私は 今日 杖ご利用の男性が立って別のボランティア参加者と共に踊るところを見かけました。 踊ることがいかに美しいことであり、またなぜ セラピーは価値があるのかということに気づかされました。 さらに 付け加えて ボランティアするということは 自分と同じような情熱を持った人々と出会うことを意味するのだとも。
Thank you so much for joinning therapies and your wonderful comments, Dian san ! Abrazos !
Rika Kobayashi