こちらの弐番館は、同じ小平の「木下の介護デイサービス」からの繫りでスタートすることになりました。協会としても、サービス付き高齢者住宅での継続活動は初めて。
館長さんからは 「みなさん動ける方ばかりで、踊りたい、踊れるようになりたい気持ちがある」
とお聞きしていたので、従来のプログラム内容とは違うものを考えていきました。 (とはいっても、基本は同じです。)
初回なので、まずはじめにタンゴ・ワルツ・ミロンガの動画をお見せし、タンゴの雰囲気を感じてもらいます。テレビ画面ですが、終わると「ブラボ〜」の拍手。
プロの動きに
「こんなことできないわ!」
「する訳ないじゃない」
と参加者の間で盛り上がってくれました。
少人数だったので、自己紹介も。
この時間は苗字でなく、ファーストネームで呼ぶことを提案し、了承をもらいました。
するとそばにいた職員さんが「新鮮ねー」とおっしゃっていました。
ファーストネームで呼ばれると「癒される」と聞いたことがあります。
想像してみると確かに「自分」が認められている嬉しい気持ちになりませんか?
特に日本の女性は結婚すると苗字が変わり、他人の苗字で呼ばれることが多くなります。ファーストネームを呼ばれるとアイデンティティが呼び覚まされ、嬉しくなるのではないでしょうか。(自覚はなくとも、呼ばれた時の表情が変わりますよね。)
それから、タンゴを踊る時の大切なことの説明。(もちろんアブラッソの説明も)
輪になってリズムにのって歩く。手も動かして歩く。
輪になって手をつないで簡単にオーチョの練習。
セラピストと組んで、アブラッソして、前後ステップやオーチョ。
実際動いたのは30分だったためか、終わってからご一緒したお茶の時間に「物足りないわ」と言ったご感想も。みなさん、まだまだ余裕でした…。
次回は動画の時間がないので、もう少し多く動けると思います。
やる気と体力のバランスを気をつけて見ながら、基本+面白いステップなど取り入れていきたいです。
職員さんも最初は1人だったのに、いつの間にか3名参加される時間帯もあり、一緒に踊ってくれました。楽しんでくださったようで良かったです。
〜ボランティアで参加してくれたリカさんの感想〜
「 次回まで 何か練習したほうがいいことありますか?」
「 オーチョは つま先にのるんですね」
ピボットするあたりのこつがつかめない方へ 、自分も初めてオーチョを教えて頂いた時に ペアで組んでリードして頂いて、体の動かしかたを学んだことを思い出しリードさせていただいたところ、上体から足への動かし方のこつをつかんで頂いたようで大成功❣️ その上上記のコメント。
「 かかとにものっていたのでこつがつかめなかった」とおっしゃって下さったなんて びっくりしました‼️
次回は4月23日(日)14時〜15時です。 原則毎月第4日曜日に行います。
(※施設側参加者人数や広さの関係で、ボランティア人数の上限があります。参加ご希望の方は事前にお声かけくださるようお願いします。4月23日の活動には、1日時点であとお2人のご参加が可能です。)
★施設側参加者 : 5〜6名 (見学1名) ★ボランティア : リカさん(1期) ★リーダー : 松永