タンゴセラピーは、する側、される側、両方の気持ちをあたたかくし、笑顔にします。ボランティアの萌子さんもひしひしとそれを感じたようです。
今日は初参加の方が2名。お一人はリズム感もよく、足踏みと音が合っていました。
もう一人の方は覚醒しづらい性質のようで、「一日中ほとんどしゃべらず、静かにしているんですよ」と職員さん。表情も動かず、足もなかなか上がらず、途中で目をつぶってしまうこともありましたが(寝てるよう)、動いている内にだんだん笑顔が増えてきました。最後は「◯◯さん、いい笑顔!」と職員さんから声をかけてもらえました。
いつもタンゴセラピーを楽しみにしているEさんは、職員さんから「これからタンゴだよ」と声をかけられると、いつもかぶっている保護用の帽子も忘れ、手押し車を押しながらスタスタ歩いてきてしまったとのこと。「この時間が楽しみで仕方ないんですよ」と職員さんがお話ししてくれました。
救護施設のみなさんは、横になっている時間も多く、表情も豊かではありません。 でも、セラピーやレクリエーションの時間になると進んで活動し、表情も豊かになるそうです。
次回は来年2月の予定です。 皆さんのボランティア参加をお待ちしています!
★施設側参加者 : 約20名 ★ボランティア : 萌子さん ★リーダー : 松永